【お金で学ぶさんすう®】京都のFPによる、 障がいのある子専門のお金の教室です。 お金と料理を教材に学び合い 生きる力と豊かな心を育みます。
*

なぜ「数、計算」が存在するの?

たし算、ひき算ができても、お金の計算出来ない子がいたり。
1ケタのたし算も出来ないけれど、お金ならきちんと理解できる子がいたり。

 

 

どちらも、同じ数、同じ計算なのに、何でこんな事が起こるんだろう?
特別支援の子ども達のお金の教育にたずさわるようになって気付いた事です。

 

 

「そもそも、数って何??」
そんな時に出会ったのが、当時通っていた療育で目にした1枚のチラシでした。

 

「住山さんがご興味あるかと思って」
障害のある子ども達へのお金の教育の道を志した私に
療育の先生が、ご紹介下さいました。
まだFP資格の受験勉強をしていた頃のお話です。

 

 

それが「安曇野プラン」との出会いでした。
数とはそもそも何なのかを、とても分かりやすく学ばせていただきました。
数に入るまでに、こんな道のりをたどるんだ!!
人類が数を獲得するまでに歩んだ道のりに、とてもワクワクしました。

 

 

ただの保護者だった私は、
数が概念なんだという事も知りませんでした。
そもそも、概念とは言葉こそ知ってても、意味はほとんど分かりませんでした。

 

 

学ぶたびにこう思いました。
「数や計算って、みんなが仲良くするために大昔の人が作り上げた知恵なんじゃないか」と。

 

数があることで、みんなが納得できる指標ができます。
とても便利です。
工夫に工夫を重ね、さらに便利になるように進化してきたはずです。
そんな先人の知恵を私達は学び、暮らしや仕事に活かしていく。
豊かな生活が、社会が形成され、後世に引き継がれていく。

 

数や計算を作った大昔の人々は、そんな望みを持っていたのではないかと思います。

 

でも、いつの間にか目的と手段が入れ替わり
出来る、出来ないで〇や✖をつけられ、点数で測られ、
優劣を感じる指標になってしまい・・・。

akizouさんによる写真ACからの写真

 

 

理解出来ているかどうかを知る事は大切です。
でも、本当に大切なのは、その数字や計算を活かす力だと思います。
そうする事で、大昔の方が本来望んでいた「豊かな生活、豊かな社会」が
実現するのではないかと思います。

 

私はFPです。お金の専門家です。
そんな私が、数概念を学んだ事で気付いた事があります。

 

「お金のやりくりとお金の計算は違う」
という事です。
「数字や計算を活かす」という事にも似ています。

 

世の中では、お金の計算が出来れば、お金のやりくりも出来るようになると思われています。
でも違います。
課題は全く別の所にあります。

 

 

その証拠に・・・。
私、実は昔は家計簿をつけていました。
もともと、経理事務員さんだったので家計簿をつける事そのものは
そんなに苦痛ではありませんでした。

akizouさんによる写真ACからの写真

 

でも、やっていた事は・・・・。
「財布の中の金額と、帳簿がぴったり合わない」
「無駄使いしちゃった」
「貯金が全然出来ない」
などなど、常に「お金が無い、お金が無い」と思いながら、
自分を責める事でした。

 

 

面白いことに、収入が増えても「お金が無い」
収入が減っても、「生活が苦しい」とは思いつつも、
それなりに生活できちゃうんです。

 

それが何でなんだろう??
という疑問は常にありました。

 

私は、「お金の計算」は出来ていたんだと思います。
でも、「お金のやりくり」が出来て無かったんですね。

 

今なら、その理由が分かります。
数や計算は、とても便利な道具の1つに過ぎません。

ただ、使いこなせることと、心豊かに暮らせることは別問題です。
ここに気付いてない方が、世の中はとても多いと感じています。

 

もっともっと原点に戻って・・・・。
豊かな生活、豊かな社会を実現するために
数や計算、そしてお金も上手に使えるようになって
みんなが笑顔になる!!

 

そんな教育が実現出来ればと思います。