【お金で学ぶさんすう®】京都のFPによる、 障がいのある子専門のお金の教室です。 お金と料理を教材に学び合い 生きる力と豊かな心を育みます。
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粉まみれ!!

失敗とは何か?

まず「こうなるはず!!」という理想のイメージがある前提で

それとは異なる結果が出現してしまうことを「失敗」と意味づけているのでしょう。

 

 

昨日は「食べるさんすう教室」の開催日でした。

ケーキを作っていました。こんなレシピです。

 

 

良かったらケーキ作って下さいね(笑)

要するには、全部混ぜて焼いていただければOKです!!

 

 

ホットケーキミックスを、200gはかるという場面で事件は起こりました(笑)

粉を600グラムも入れてたんです!!

ボウルに粉が入りきらず、あふれ出てるのにまだ粉入れている!!

当然、テーブルも床も粉まみれ・・・。

 

 

これがご自宅で起こった出来事ならば、

「もぉ~~~~~っっっっ!!何やってるのよぉっっっ~~~~!!!!!」

と、大激怒の場面だと思います(笑)

 

 

写真撮れなかったのが残念過ぎます💦💦

イメージ、こんな感じだと思います。

acworksさんによる写真ACからの写真

 

実は、「量る」ってとても難しいんです。

(1)「200」という数字を脳内で覚える

(2)はかりの数値変化に気を配る

(3)粉をボウルに入れる

という3つのことを、同時に処理しなければなりません。

この「同時処理」が難しい子が、特別支援の子ども達には多いと感じています。

今回は、(1)と(2)が飛んでしまって、(3)の動作だけが残ってしまったパターンです。

 

 

このような出来事が起こった時、

「出来るかぎり粉を減らす」というご意見が多いと思います。

私も通常ならばそうします。

 

 

でも、今回は違う学びの意図がありました。

「材料が一緒でも、配合が違うと違うお菓子になる」

というものです。

 

 

これ、クッキーのレシピです。

良かったら作ってみてくださいね(笑)

要するには、全部混ぜて焼いていただければOKです(笑)

 

 

そんなわけで、メニュー変更!!

 

 

「大丈夫!何とかなるから!!おいしいクッキー出来るからね!!」

と、いつも通りに明るく笑顔で乗り切ってしまいました。

 

 

とはいえ、あまりにも粉が多すぎて、

さすがの私も一緒にお子さんと生地をこねながら、

どうしようかとハラハラしましたが(笑)

 

 

 

本当に大切な事は何でしょう?

正しくケーキを作れる事ですか?

 

もちろん、それも大切です。

でも、本当に大切な事は、

「思っている事と違う出来事が起こった。それにどう対処するか」

を考え、実行することではないでしょうか?

 

 

子ども達は、怒られると萎縮しちゃって動けなくなって・・・。

「失敗しないように」と思って頑張るけど

プレッシャーからますます失敗を重ねてしまって・・・という悪循環に陥ります。

他でもない、私自身がそんな人間でした。

精神を病んでしまい、引きこもった経験があります。

 

 

私とかかわる子ども達には、絶対に自分と同じつらい思いをしてほしくない!!

だから「大丈夫、何とかなるから!!」

と、明るく笑顔で乗り切るお手本を見せる!!

大人であり、先生である自分だからこそ、率先して失敗する自分を積極的に見せるようにしています。

 

 

最後の最後は「楽しかったね、美味しかったね」で終わらせるからこそ

「粉を600グラムも入れたときは、ホントどうしようかと思った~!!」

と、笑い話になるのではないでしょうか。

 

 

それが成功かどうかは分かりませんが・・・。

みんなが楽しく笑顔になれたならば、幸せですよね??

私ならば、成功って言っちゃいます!!(笑)

 

 

当日、ご参加いただいたお母さんから、こんな感想をいただきました。

 

 

嬉しくて泣けそうでした。

「小さな失敗を通して成功につながることを学ぶことができる」

この一文こそ、私達の最も大切にしている事です。

 

 

どんどん前向きにチャレンジできる子ども達が

1人でも多く増えますように!!