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1万円札を使えずじまいの修学旅行 ~どうする?子どものおこづかい~

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お金は使いすぎると「何とかしなければ!!」という緊急度も意識も高くなりますが
お金を全く使わない(使えない)のも課題です。

 

ある中学生がこんな質問をしてくれました。
「修学旅行でおこづかいが1万円あったのですが、こんな大きなお金は初めてで、どう使って良いのか分からず結局全く何も使えないまま帰ってきました。どうすれば良かったですか?」

 

特別支援の生徒さんでしたが、
講座の中でも、節約をしてお金を払う姿や、すでにあるものを活用するなどの工夫する姿が見られ、「日ごろから家事や買い物もしているんだな」という印象を受けました。
特にお金の使い方や理解度にも、課題を感じませんでした。

 

あなたなら、どのように答えてあげますか?

・・・・・・・・・・・・・・

修学旅行には先生もついてらっしゃったと思いますし、
「おうちにお土産を買ったら?」などの言葉がけをされたと思います。

 

生徒さんには「事前にインターネットで調べたら良かったのかも?」
と答えましたが、根本的な原因はそれだけでは無いように感じました。

 

3つの理由が考えられます。
(1)いつもと異なる状況、初めて見た1万円札にとまどい対応ができなかった。
(2)「自由に使えるお金」をもらった経験がない。
(3)「必要なもの」以外の用途にお金を使う事に罪悪感を持っている。

 

(1)は経験が無ければ分からなくても当然かな?と思います。
1万円札が1000円札(見慣れたお金)10枚分に相当することや、
事前にインターネット等で下調べをして必要な金額の目安をつけることができたり、
ご家庭で「お土産は何が良い?」などの調査をすることで、使い道を考えることができます。

 

(2)も(1)と同様に経験が無いことに含まれると思います。
「おつかい」の経験はたくさんあったようですが、自分の裁量で使えるお金は経験が無かったかもしれません。
そのような状況で、初めて出会う1万円札だと、なおさら不安になった可能性があります。

 

(3)は「お金が減るのは悪いこと」という概念を持っている可能性があります。
食材などの買い物は生きるために「必要なもの」です。
調理実習などを通じて生徒さんに買い物を体験させて下さる先生も多いです。

しかし、「楽しみなもの」にお金を使ったことがなく、
「別に欲しいものが無い」という生徒さんも一定数いらっしゃいます。

 

また、おこづかいを「好きに使っていいよ」と言われつつ、使い方を否定された経験があったり、逆におこづかいを貯金してほめられる経験から
「お金が減るのは悪いこと、貯めるのは良いこと」と認識してしまい、
お金が減ることを極端に嫌がる傾向があります。

 

これがエスカレートすると、食材の買い物で栄養よりも金額を重視するようになり
毎月の食費が極端に低くなったり、
夏に暑くても扇風機だけで頑張って過ごそうとする例もあります。

 

そうやって貯めたお金は、いつ、何に使う予定なのでしょうか?
よく「万が一の時のため」と言われますが、
その万が一の出来事が起こったとき、いくらあれば安心なのでしょうか?

 

「楽しみなもの」が無くても、生命は維持できます。
しかし将来、仕事と自宅を往復するだけの生活を、保護者も先生も、そして本人さんも望んでいるのでしょうか?
もしあなたが、本人さんと同じ立場だったらどのような気持ちでしょうか?

 

本人さんにとって、豊かで幸せな人生を実現するにはどうすれば良いのか?
私達はそちらに意識を向けたお金の教育の実現を目指しています。

 

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