深山智美先生(小学校特別支援学級)

お金の学習、じっくり浸透中。(小学校特別支援学級/深山先生の取り組み)

更新日:

最初にお伝えしたいことがあります。

 

深山先生は、
8月にお金で学ぶさんすう®の研修をご受講いただいてから
ずっと子ども達が自主的にお金を学ぼうとする環境作りに
取り組んでこられていました。

 

今回、目に見えて「お金の学習をしているんだな」
という状態として現れたので
お金で学ぶさんすう®でご紹介させていただく許可をいただきましたが
深山先生の中で、お金の学習は、
夏休み明けからずっと実施されていました。

 

深山先生の取り組みは、
ハッキリ言ってと~っても地味です。
(深山先生、ごめんなさい)

 

深山先生の授業は、
先生ご自身が直接何かを教えるスタイルではありません。
子ども達が自分で気づき、自分から学びたいと思い、
自分で手段を見つけようとするための
環境作りをコツコツ頑張ってらっしゃいます。

 

なぜだと思いますか?

 

学校、教室の主役は子ども達だからです。
子ども達が、将来社会に出たときのために
必要なスキルや知識を学ぶ場が学校や教室だからです。
先生があれこれ指示したり、知識を伝えようとしていては
子ども達が自主的に動かなくなるからです。

 

子ども達が将来、社会に出て困らないためには
自ら考え、気付き、行動することが大切です。

 

常に深山先生の目線はいつも「社会に出た後」に向けられています。
そのために今、小学校で何が必要かを考えながら
カリキュラムを作ってらっしゃいます。

 

朝起きて、顔を洗い、服を着替えて出かける。
そんな日常生活が淡々と行われるように、
お金の学習も、生活の中の「当たり前」として加わり
淡々と繰り替えされるものになる。

 

深山先生はそのような環境作りを進めてこられました。
ただ、一時的に覚えて忘れてしまうような知識ではなく
身体に染み込ませるというイメージでしょうか・・・。

 

深山先生の取り組みは、ずっと追いかけ続けるからこそ
その魅力がじわじわ伝わります。
それをお金で学ぶさんすう®は、どのようにご紹介すれば良いのか
全然わからないまま・・・というのが正直なところですが
少しでも雰囲気が伝われば幸いです。

 

前置きが長くなりましたが、
以下が深山先生からのレポートになります。

※写真は掲載のご許可をいただいています。

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コインステップ写真1

お金の学習は、本物の硬貨と紙幣を使います。

 

支援学級の授業の学習の順番は、子どもが自分で決めます。
お金の学習は、ほぼプログラムの1,2、3番になることが多いです。
とても、興味を持っているということなんですね。

 

懇談会前に個別で家庭でのお金の使い方や教育方針についてお尋ねし、
その背景を知った上でお金の種類から学び始めました。
毎日、10分程度で学んでいます。デイリーラーニングの一つです。

 

3桁の数字を読むまでの積み上げもデイリーラーニングでやってきました。
その積み上げも大事です。
お金の学習は、本当に長期的な教育になっていきます。

 

5円玉と50円玉を使ったら便利だということを
3年生が5年生に教えていました。
高学年でも下級生から教えてもらいます。
そこには、何の違和感もありません。

 

支援学級では、少人数で異年齢の『学び合い』です。
マイペースでゆっくりと丁寧に学習していきます。

 

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<深山智美先生 ご著書のご紹介>

特別支援学級の子どものためのキャリア教育入門 基礎基本編 義務教育でつける「生涯幸せに生きる力」 (THE教師力ハンドブック)

特別支援学級の子どものためのキャリア教育入門 実践編 子どもの生涯の幸せを保障する保護者と担任のナビゲート (THE教師力ハンドブック)

(ご寄稿)

授業づくりネットワークNo.37―多様性を受けとめる教室

-深山智美先生(小学校特別支援学級)
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