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NPO法人 お金で学ぶさんすう®

深山智美先生(小学校特別支援学級)

黒板は誰のもの?(小学校特別支援学級/深山先生の取り組み)

更新日:

深山先生の大切にされていることが
現れているご投稿だと思ったので
お金で学ぶさんすう®でもシェアさせていただくご許可を得ました~。

 

以下、深山先生のご投稿です。

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私の支援学級では、
一人ひとりが持つ才能をどの様に引き出すかのかということに焦点を絞っている。

 

そのためには、
個人と自分(信頼できる大人)との関係性と流動的な集合体が
必要不可欠になることがわかってくる。

 

学級の黒板は、
今までの一般的な使い方から考えたら非常識なので
一見しただけではどうなっているのかわからない。
私の学級では使うのは、子どもであって、教師ではないのだから。

 

7分割された黒板は、
彼らの学びの結果のボードとなりごちゃごちゃ感溢れてる。
ごちゃごちゃは、
一見すると変わらない様に見えるけど日々変化している。
まだ、自分で使えない子どももいるので、
そこは言語化を私が手伝う。
基本的には、自分が書きたいと考えるのが子どもたち。

 

7分割された自分のテリトリーで、
可視化したいことはご自由にどうぞなのだから、
1日の流れが時間枠で区切られていても
そのテリトリーの中へ一旦入れておけば、
昼休みも存分に続きが可能で楽しめる。
なぜ、黒板で自分の学びの結果を可視化するのか?
そこに流動的な集合体への個人の働きかけがある。

 

そもそも、何で見えるように書いたり貼ったりするのか?
そこに流動的な集合体への個々のアピールがある。

 

そして、なぜそれをみんなに見せたいのか?
他者とのやり取りを求める気持ちが根底にある。

 

そして、自分が自由に使える黒板だと理解できるようになるには
私との信頼関係がなければ出来ないことになる。
過去、黒板は、教師のものだったから。

 

才能溢れる子どもの力を引き出すための、常識破り。

 

特別支援教育の研修会で、
初期に学んだことの一つが教室の前方の黒板はシンプルにすること、
物を置かないことだったけど、
彼らの場合にはそれは全く関係ない。
だって、ここの黒板は彼らのものだから。

 

流動的な集合体の活動は、これまた面白い。
学級の枠組みは教師のためのものだったとすぐにわかる。

 

そんなこんなの二学期末の状態。
毎日が、楽しい。
ちなみに好きな教科は、
何かを聞いてみると巻尺とアナコンダ効果で算数と話す2人、
あとは教科では括れないらしく、
返事がなくスルー。
そんなものだと思う。
それが、重要でもない。

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<深山先生の取り組みのご紹介>
お金の学習、じっくり浸透中

 

<深山智美先生 ご著書のご紹介>

特別支援学級の子どものためのキャリア教育入門 基礎基本編 義務教育でつける「生涯幸せに生きる力」 (THE教師力ハンドブック)

特別支援学級の子どものためのキャリア教育入門 実践編 子どもの生涯の幸せを保障する保護者と担任のナビゲート (THE教師力ハンドブック)

(ご寄稿)

授業づくりネットワークNo.37―多様性を受けとめる教室

-深山智美先生(小学校特別支援学級)
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