- 2025.04.14
- 「支援者の方向けオンラインコーチング」説明会のお知らせ
- 2025.04.11
- 「保護者さま向けオンラインコーチング」説明会のお知らせ
- 2025.03.31
- 火と包丁を使わない料理教室 参加者募集!!【2025年4月29日(火・祝)10:00~】
お金で学ぶさんすうが取り組む社会課題
●借金があるのにカードで高額な買い物をする。
●食事を抜いてまで貯金をして体調を崩す。
●保護者が病気やケガをした際、お子さん本人に生活スキルがない、助けを求めることもできない。
これらは、生活スキルとしてのお金のやりくりを身につけないまま成長し、社会に出たことで生じている課題です。
私たちお金で学ぶさんすうでは、これらの課題を解決するために
発達の気になるお子さまが、子どもの時から生活スキルとしての「お金のやりくり」を身につける活動を通じて、
お子さまとそのその家族が生涯安心して笑顔で暮らせる社会づくりを目指しています。
こんなお悩みありませんか?
●お金のやりくり、何から始めればいいの?
●お金を渡したらむだづかいしそうで怖い
●おこづかいを渡しても貯めてばかりで使おうとしない
●計算できないからお金はムリなのでは?
●お金なんて教えない方がトラブルにも合わないのでは?
●キャッシュレス決済が心配
これらの課題を解決するには、
発達に課題のある子へのお金のやりくりについて「知る」ことが第一歩です。
仕方が定型発達の子どもたちと少し異なりますが、病気ではありません。どんな子どもたちも、適切な支援や教育を受けることで、生まれ持った才能を発揮し、地域社会の中で豊かに生きていくことができます。
「お金のやりくり力」が身につかない理由
一般的なお金の教育を実施しても、発達に課題のある子にお金のやりくり力が身につかない理由は、
「計算力」と「お金の知識」を身につけるための教育が行われているからです。
お金をやりくりする際に必要なのは「判断力」です。
これは、お子さんご自身の価値観や考え方の影響を大きく受けます。
たとえば、「衣服代」は生活する上で必要なお金です。
1人暮らしの衣服代の全国平均は月額約5,000円です。
では、毎月この金額におさまっていれば、1人暮らしが成り立つのでしょうか?
そうではありません。
「最低限の身だしなみが整っていれば良い」と考える人ならば、毎月5,000円も買わないかもしれません。
5,000円以内におさまっていても、襟元がヨレヨレになっているのに「まだ大丈夫」と言って支援者さんを困らせる人もいます。
趣味レベルで服が好きな人は毎月5,000円に抑えようとすると、逆にストレスで衝動買いに走る人もいます。
このように、人それぞれ好きな事や考え方は異なります。
実はお金のやりくり力を育てるのに育むべき力は、
計算力やお金の知識を身につけることではなく「判断力」です。
さらに、判断力を育てるためには「意思決定支援」が必要なのですが、
まだこの考え方が認知されていないため、
お金の教育が実施されているにもかかわらず
障害のある方の「やりくり力」も育たないです。
どうすれば「お金のやりくり力」が育つのか
お金のやりくり力を育てるには「判断力」を育てる必要があります。
また、子どもの時から取り組むことが重要です。
なぜならば成長すればするほど、使う金額も生活への影響度も大きくなるからです。
たとえば、小学生が「お金のやりくり」を学ぶ際には「文房具代」と「お菓子代」を判断するなど、数百円の範囲で済みますが
成人してからだと「携帯代」や「家賃」と「ゲーム課金」の判断など、金額が数万円単位に及んだり、積み重なって数百万もの借金となり、住む場所を失うケースもあります。
さらに1度浪費グセがつくと、抜け出す事は困難です。
支援者や保護者がどんなに厳しく禁じても、隠れて課金するなどの課題も生じます。
そのため、お金で学ぶさんすう®では幼少期からお金のやりくりに取り組むことを推奨しています。
「お子さま」「保護者」「支援者」それぞれの視点から多角的にサポートします
お金で学ぶさんすうでは「お金のやりくり」について「お子さま」「保護者」「支援者」
それぞれの視点から多角的にサポートします。
お子さま・・・やりくり教室で実践学習(理解度に合わせて買い物の実践ややりくりを体験で身につけます)
保護者・・・・オンラインコーチングでやりくりに取り組む上での悩みの解消や、同じ保護者同士の交流、情報交換の場を提供し、継続を支援します。