いつも「お金で学ぶさんすう®」の活動を温かく見守っていただき、また応援いただき心より御礼申し上げます。
本日2025年11月11日、当法人は設立5周年を迎えることができました。
2020年、コロナ禍で先が見えない中ではありましたが、「障害があってもなくても、お金を使って暮らす力を育み、 誰もが安心して笑顔で暮らせる社会の実現」を目指し、 ポッキー&プリッツの日でもある11月11日に小さな一歩を踏み出しました。
あれから5年。多くの方に支えていただきながら、確かな歩みを続けてくることができました。
以下はそれらの一部です。
●特別支援学校や放課後等デイサービスと連携したカリキュラム構築 (京都・札幌などで、ゆうちょ財団助成活動事業として継続)
●特別支援ライフスキル教育研究会の開催 (保護者、支援者、教員がつながり、全国に仲間が拡がる場として発展)
●地域の企業・行政・学校への周知・講演の実施 (滋賀・大阪・兵庫など様々な地域へとひろがり)
そして、今年度は、お世話になっているゆうちょ財団様から、本人向け講師育成事業の委託を受け、
講師養成講座および現場実習のデザインと講師をご依頼いただきました。
今までゆうちょ財団様には物心両面で多大なご支援をいただいておりましたので、
このような形で恩返しをさせていただけることを、大変な名誉と感じております。
これらはすべて、皆さまが寄り添い、応援してくださったからこそ実現できた取り組みです。
心より感謝申し上げます。
活動を続ける中で、
お金の学習とは「自分の未来を自分で選び、失敗しても何度でもやり直せる力を育てる学び」だということを、
私たちは改めて実感しました。
「算数の理解が深まる」のは、その波及効果の1つに過ぎません。
そして今、私たちが目指しているのは、 一部の場だけで完結する学びではなく、
地域全体で子どもたちの自立を支えるネットワークを育てることです。
家庭・学校・地域がつながれば、子どもたちの挑戦できる世界は大きく広がります。
大きな課題に見えることも、一人ひとりの小さな一歩が集まれば、社会は必ず変わっていきます。
その挑戦をご一緒してくださる仲間が、これからもっと必要です。
6年目も、温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。
共に、子どもたちの「生きる力」を育む未来をつくっていきましょう。
2025年11月11日 特定非営利活動法人お金で学ぶさんすう®
代表理事 住山 志津枝 仲田毅