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自分の歩いた後に道ができる

「障がいのある子に、特性に合わせたお金の管理や使い方の教育が必要だ!!」

そう思い立った日からもう7年経過した事に、今日改めて気付きました。

 

「うちの子は、他の子と明らかに何かが違う!!」

もしかしたら障がいのある子かもしれない。

それを受け入れられず毎日イライラして、泣いて、物に当たって、

荒れ放題の生活を送っていました。

 

「遅れたものは取り戻せないから」

友人にハッキリ、ズバッと心の底を見抜かれた言葉を言われて

目が覚めました。

 

たくさんの人の前で、思いっきり泣き崩れた

あの瞬間を一度たりとも忘れる事はありません。

たくさんの涙とともに「普通」を手放し

我が子の成長に寄り添う決意をしました。

お金の道を一筋に歩んできた私に思いついたのが

障がいある子のお金の教育でした。

FPの試験も受ける前でした。

 

「それは、絶対に必要な学びです!!」

療育の先生の言葉が、私の背中を押しました。

 

療育に通いながら勉強し、内職しながら勉強し、

家事・子育てしながら勉強し・・・。

 

教育委員会で特別支援教育の実務経験を積ませてもらいながら、

FP資格を取得しました。

先生方のご理解を得て、ひたすら子ども達、お金、数に向き合い続けました。

 

そして今。

ご講演依頼を全国からいただける。

実践障害児教育の読者さんから嬉しい感想をもらえる。

「教材売っているんですか?」と、お問合せの電話をいただく。

学校の先生と協力しながらお子さんのお金学習を進める事が出来る。

参観日で生徒さんの学習の様子を見学させてもらえる。

私のご提案した方法を、学校で取り入れていいただける・・・。

 

「子どもが変われば保護者が変わる、先生が変わる、教育は変えられる!!」

そんな確信を得ています。毎日が本当に心豊かでワクワクします。

 

 

「こんな子、私には育てられない!!」

毎日私を泣かせてた我が家の発達障がい児は、

「この子がいたからこそ、私はこんなにも毎日幸せ」

と思わせてくれる存在になりました。

 

変わったのは、他でもない私自身です。

自分が変われば、同じ世界でも景色が違って見えます。

 

お金で学ぶさんすうは、私個人の活動としてスタートしてから3年目。

任意団体として活動を始めて1年半が経過しました。

手段は違うけれど、私達と同じ方向を目指して活動されている方に出会う機会が増えました。

「仲間がいる!!応援してくれる人がいる!!」

そんな確信も得ています。

 

あ、講演会あります。4月に!!

ぜひ、お料理からお金や数を学ぶ方法をお聞きにお越しください(笑)

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