「障がいある子どもの育ちを地域で支える」というテーマのもと、
地域こんだん会が地元の区役所で開催されました。
ざっくり100人近くの方が集まって下さったのではないかと思います。
想定外の人数に多さに、驚く事からスタートしました。
私は、障がいある子を持つ保護者としてお話する機会をいただきました。
同じように保護者という立場でありつつ、事業を立ち上げた方2名も一緒でした。
- こども達は、地域の中でどのように育ってきたか
- 事業立ち上げの想い
- 地域の方に望む事
というテーマでお話させていただきました。
私の子は、知的に遅れの無い発達障がい児です。
見た目に全く分からない、少し話したくらいでも全く分かりません。
周囲に理解してもらうのは、本当に難しいと思います。
地域の方との関わりを意識し始めたたのは半年~1年くらいの間です。
最も大きなきっかけは、こどもの不登校でした。
素晴らしい先生方に恵まれ、適切な支援のおかげで今は学校に通う事が出来ていますが、
「地域の方に特性を理解してもらわないと、色々な問題が発生するんだな」
という事を知りました。
不登校をきっかけに、「どうせ言っても分かってもらえない」を卒業して、
「分かってもらえる努力をしよう」と思うようになりました。
集団登校で同じ班の子ども達、保護者の方に自分の子の特性を伝えたり、
担任の先生に同じクラスの保護者の方に向けてお話する時間を作って頂いたりしました。
黙っていると、悪いウワサが広がるんです。
でも、直接自分が伝えると意外とすんなり受け入れてもらえる事が分かりました。
事業立ち上げのきっかけは、
障がいあるこども達のお金教育のボランティアをしていた時の気付きです。
特別支援の中学生を主に担当していたのですが、
算数とお金の計算が繋がっていない生徒にたくさん出会ったんです。
せっかく小学生~高校生まで、12年間も勉強しているのに何てもったいない!!
せっかく勉強するなら、暮らしに即役立つ知識にした方が良いんじゃないか、
お金を教材にして、計算も学べるようなプログラムを作れば良いんじゃないかと思って
事業を立ち上げる決意をしました。
これから地域に望む事は、
障がいある子にとって効果のある接し方は特別な事ではなくて、
皆さんにも良い事がいっぱいあるので
ぜひ身近なところでどんどん使って頂きたいという事です!!
私自身、障がいある子の支援を学び実践してきた事で、
目に見えて効果があったのは自分の旦那や、定型発達の娘でした。
きっと、皆さんの暮らしにも役立ちます!!
いつも使っていれば、それが普通になり、そのまま障がいある子の支援にもなります!!
難しく考えずに、まずは少し図書館で本でも借りて、読んで実践していただきたいです!!
幸せの輪が広がるはずです!!
今回のイベントで最も印象的だったのは、
「ありがとうをいっぱい言ってあげるといいのよ~」とおっしゃっていた方の、
とてもステキな笑顔です♪
私も「ありがとう」をきちんと言う事をとっても大切にしています!!
だから、同じ想いで、支援して下さっている方がいらっしゃる事が本当に嬉しかったんです。
地元の方に支えてもらえたら心強いな、
私もより一層地域の方と積極的に関わっていこうと思いました!!
素晴らしい機会を下さり、どうもありがとうございました!!
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