ママに
「トマトを買ってきてね」
と頼まれたA子さん。
「楽しみにしててね♪」
と出かけたのに・・・
帰ってきた買い物袋の中身は
A子さんのお気に入りのキャラクター菓子が。
びっくりしたママが
「トマトはどうしたの?」
と聞くと
「いいじゃん! だって、お菓子可愛いからほしかったんだもん!」
と答えるA子さん。
このやり取りを聞いてどのように感じますか?
実は、知的障害のある子ども達は、「自分のお金と人のお金の区別」が分かりにくいという傾向があります。
なぜなら、お金には名前が書いていないから。
つまり、A子さんは、自分のお小遣いと、ママから預かったお金の区別がついていなかったのです。
今回は親子での小さいトラブルかもしれません。
でも、これを放置したままお子さんが大人になるとどうでしょう。
他人のお金を自分のお金と思い込んで使ってしまう。
これは、犯罪になりかねません。
親御さんとして、お子さんが小さい時から正しいことを学ばせる必要があるのです。