お子さんの学習にたずさわる私ですが、
自分から、積極的にこども達に話かけるという事はほとんどありません。
それゆえに、「こども好き」という雰囲気はしないと思います。
支援が必要なお子さんの中には、積極的に接触してくるタイプの人が苦手という子もいます。
それも私があまり話しかけない理由の1つですが、それだけではありません。
お子さんをきちんと「観察」するためです。
もちろん、人それぞれのやり方があります。
私のやり方です。
本当に必要な支援は何かを考えながら生徒さんと接しています。
最初であればあるほど、神経を研ぎ澄ませています。
学習が終わる頃には、生徒さんが「自分で出来た!!」と思えように導く事を心がけています。
先日、教室に通うお子さんのママから電話がありました。
お子さんが電話口に出て・・・
お子さん: 「・・・・・・・・・・・・・・・・(無言)」
私 : 「こんにちは~」
お子さん : 「・・・・・・・・・すき~~・・・」
かわいいっ!!(笑)
「キャ~!!ありがとうっ!!うれしい~!!!」
「・・・・・また会おうな~・・・・・・」
「うん、また一緒に遊ぼうね!!」
(電話終わり)
こんなお電話でした。
すっごくすっごく嬉しいお電話でした!!
「先生とお話したい」と、おっしゃったそうです。
そんなに積極的に話さなくても、きちんと信頼関係は出来上がるのですね!!
また昨日の教室では、保護者の方にこんな風に言って頂けました。
「こどもの状態をすごく的確にとらえてて、その上で発する一言や対応がすごいです」
ありがとうございます!!
大人もほめてもらえれば嬉しいです(笑)
特別支援教育の世界に身を置いて、6年目に入りました。自分の子は除外した期間です。
これまで、本当に色々なお子さんと接してきました。
特に教育委員会での経験は大きく
「どんな生徒さんが来ても大丈夫です!!」と、
自信を持って言えるほどになりました。
普通学級も含めて、合計123校の中学生・特別支援の高校生を担当させていただきました。
普通学級の中にいる、支援が必要な生徒さんを担当する事も多くありました。
特別支援と言えば住山さん、というイメージもすっかり定着しています。
最初の様子を観察し、適切な支援を考えながら学習を進める事。
1日の間にどんどん「出来た!!」が増えて、やる気と自信が育つ様子を観察する事。
生徒さんの成長に寄り添えるのがとっても楽しいです!!
すると、学習が終わったら「楽しかった」と言ってもらえるのです。
先生にも喜んでいただけます。
私も嬉しくて楽しいので、また次もやりたくなります。
笑顔がいっぱいです!!
これからは、今までとは違うアプローチ方法で
幸せの連鎖をたくさん増やしていきます!!
コメント