お金で学ぶさんすう®の住山志津枝です。
このたび、元受刑者の犯防止を目的とした更生施設
「ヒューマンハーバー大阪」で行われている教育事業「良心塾」で
お金の授業を担当する事になりました。
ヒューマンハーバー大阪、良心塾のHPはこちらです。
http://hhosaka.net/tuition/index.html
障がいあるこども達に、お金の教育を行う専門家という事で、お声掛けをいただきました。
もともと、障がいあるこども達のお金教育を始めたきっかけは
「働く事に対する支援はあるけれど、
稼いだお金をどのように管理し計画的に使えば良いのかを、
障がいの特性に合わせて指導してくれる人がいない」
という気付きからでした。
元受刑者達も、職親プロジェクトにより働く場所は提供してもらっています。
働いて得たお金をどのように計画・管理して使っていくのかという教育も
安定した暮らしの実現のために、とても重要です。
障がいあるこども達に有効な教育は、他の人にも有効な教育です。
また、受刑者の3割程度は発達障がいある方が含まれているとのデータもあります。
障がいあるこども達に実施してきたお金教育の経験が
すこしでもお役に立てるのであれば、こんなに嬉しい事はありません。
半年間の教育プログラムの中で、お金の知識を身に付けると同時に
1年後には1人暮らしが出来るように支援し、再犯防止をする事が最終の目標です。
とても社会的意義の大きなお仕事です。
今までの経験を活かしつつ、皆さんから学ばせていただきながら
社会のためにお役に立てるよう、力を尽くしてまいります。
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