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決断すること

 

「自分で決めることは、本当に大切」

そんな話をしていました。

 

訪れる出来事が、自分で決めたものでは無いにしても

立ち向かうのか、よけるのか・・・。

 

付き合い方を決めるのは、他でもない自分自身です。

 

たとえば・・・。

私は「障害のある子」が生まれることを避けるため、最大限の努力をしていました。

薬にも病気にも、出来る限りの注意を払いました。

 

障害のある子のいる家庭が、どんなに大変か

どれだけ多くの涙を流してきたかを知っていたからです。

「これだけは絶対にイヤ」

そう思っていました。

 

決して不幸な家庭だったわけではありませんが、

そのような家庭環境に育った私には、

いつも泣いている母親の姿が印象深く残っています。

 

 

だからこそ、自分の子が「発達障害かも・・・」

と分かったときは荒れ狂いました。

「最も避けたかったことなのに!!あんなに気を付けたのに!!」

受け入れられず、

何が足りなかったのか、何がダメだったのかと

たくさん自分を責めました。

 

でも、3年くらい経って

「この子をしっかり育てよう、この子自身の成長を見守ろう」

と決めました。

 

自分で決めたんです。

きちんと育てるって。

 

そうしたら、日常生活は変わらないのに、

物事の見え方が大きく変わりました。

 

笑顔も増えたし、とても幸せだし、

私らしいお仕事まで見つけました。

 

そんな話を、ついさっき、自分の子にしていました。

「自分で決めるって大切だからね」

 

自分で決めたことは、きちんと貫く力を持った子です。

子どもであるがゆえに、貫くための環境を自分で作ることが難しい時もあるので

そこを整えるのは私の役割かな?

と思っています。

 

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