お店の品物をお取り置きするのではなく、お金の話です。
子どものおこづかいを「文房具代」と「お菓子代」に予算分けしたのに、
文房具代をお菓子につぎ込んじゃった!!
必要なお金を必要な時までお取り置き出来ないわが子。
そのような時、どのように関われば良いのでしょうか。
「ノート買うお金がない!明日先生に怒られる~!!」
と、泣きわめくわが子にママは一言。
「分かりました。明日、先生に怒られてきてください!!」
ママも内心ドキドキです。
結果、この一言でビシッと予算を守れる子になりました。
もしかしたら、「厳しいお母さん」と思う方もいるかもしれません。
でも、ホンモノの優しさは
「今、泣かせないこと」ではなく
「遠い将来に笑えるようにすること」だと考えています。
小さな失敗は、最高の教材です。
大人がガマンして見守ることは、子どもに学びの機会を与えることです。
「本当に大切なこと」は、ちゃんと子どもに届きます。
実は、ママも最初から成功したわけではありません。
以前の失敗談が前提にあったからこそ、この対応ができたのです。
1回目の文房具代使い込みで、実はママは子どもにお金を貸し、借金でノートを買わせてました。
子どもも、借金返済中は反省してた様子だったけど、完済と同時にまたお菓子へのつぎ込みが発覚。
再び訪れたノート購入の選択肢が「借金」だったのです。
満面の笑みで
「ぼく借金する♪」
と言う子どもに青ざめるママ・・・
しまった・・・。
借金では何も学べなかった。
本当にお金の大切さを学ぶなら、「モノがなくなって困る経験が必要」と痛感したそうです。
子どもだけでなく、保護者も学びながら・・・ですね!