すっかりご無沙汰しております。理事の仲田です。
本日は皆さまに御礼とご報告がございます。
以前よりお世話になっておりました京都市立白河総合支援学校で、
10月より特別非常勤講師として勤務させていただく運びとなりました。
理事長住山は、これまで一貫して、
『学校で先生方にお金の教育をしていただく』
ことを目標に活動してきました。
これには大きな理由があります。それは、
「お金の教育は心の教育であり、
生徒と人間関係がきちんと築けている学校の先生が、
教科教育の中で、繰り返し繰り返しお金について指導することで、
子どもたちは初めてお金との正しい向き合い方を身につける。」
という確信を、実際に子どもたちに指導する中で得たからです。
住山は、これまで全国の学校や施設等で
講演やセミナー等を数多く行ってきました。
しかし結局のところそれらはすべて
単発で終わるイベント的な位置づけになってしまうことが多く、
参加者は一時的にお金に対する意識が高まるだけで
なかなか実践に結びつかないことに大きなジレンマを感じていました。
今回の特別非常勤講師の申請につきましては、
白河総合支援学校の中村校長先生が、
私たちの想いに賛同くださり、
各方面にご尽力いただき実現することができました。
感謝申し上げます。
すでに、学校ではFPの視点を取り入れた授業実践が始まっております。
毎授業、こちらが考えてもいなかったような課題が次々に出てきます。
その課題について、ひとつひとつ持ち帰り検討し、
先生方と打ち合わせを重ねながら、授業を作っています。
お陰様で、私たちの授業実践は全国の先生方からご関心をいただき、
8月のゆうちょ財団様主催の教員向けセミナーも好評で、
年度内にさらに2回の追加実施が決定しております。
すべての子どもたちが自分らしく生きる社会を目指して、
一歩一歩活動を続けて参ります。
今後ともご指導ご鞭撻をお願い致します。
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