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現金を教材として使用するメリット

現金は数や計算の理解促進につながります。
もう少し言えば、実生活で必要な数や計算の理解促進につながります。
ただし、プリント学習は進まないままの場合もあります。

 

プリントで計算は出来なくても
現金を使って買い物はできる、という事例や
現金を教材として使用することで
1ケタの計算しかできなかった子が
3ケタ、4ケタの計算ができるようになったという事例があります。

 

なぜそのような事が可能なのでしょうか?

 

ズバリ「物」だからです。
手に取ることができて、社会で使える『物』であることが
理解促進の最大の理由でありメリットです。

 

数そのものは抽象的な概念ですが、
現金はその概念を具現化しています。
生活必需品だからこそ、繰り返し使うことで学びの機会を増やせます。

 

特別支援の子ども達の中には
模擬貨幣とホンモノの貨幣を別物ととらえる子もいるため
現金を使用した方が近道な場合もあります。

 

理解促進につながり
社会でもそのまま使えて
生活力にも直結しているならば
現金を教材にすれば一石二鳥です!!

 

特別支援教育だからこそ可能な教育方法かもしれません。

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