親も人間です。風邪をひく事もあれば、熱を出す事もあります。
「せめて自分で自分のごはんぐらい作ってほしい」
「せめて自分の食べるものだけでも自分で買ってきてほしい」
そう思いました。
普段やっていること以上のことは、いざという時にも出来ない。
そんな経験もしました。
毎日、何らかの料理をしている子は
いざという時にも何らかのものを作って自分で食べてくれます。
でも、普段から何もやっていないと何もできないんです。
障害のある子のご家庭で、お金の話と言えば
親なきあとの準備として、我が子のためにお金を残すことや
後見などの話題が中心です。
とても大切なことです。
早目に準備をすることは、今の安心な暮らしにつながります。
では、お子さんはその想いの詰まった大切なお金を
自分で適切に使う力が備わっていますか?
お子さんは、お金を使って自分らしく笑顔で暮らせそうですか?
何事もバランスです。
働いて収入を得ることは大切です。
お金は残すこと、貯めることも大切です。
そして、お金を使うことはもっともっと大切です。
なぜならば、お金は使うために存在しているからです。
子どもの時も、社会人になってからも、リタイヤした後も使い続けるスキル。
それがお金の使い方や管理方法、家事などの生活スキルです。
バランスが崩れていると
「稼いでも稼いでもお金が足りない」と感じたり
「貯めても貯めても貯金が足りるかどうか不安」と感じたり
「買っても買っても、つい買ってしまう」という事が起こったりなど
心理的な弊害も起こります。
障害のある子ども達に特化した「お金やライフスキルの教育」に
学校の先生方が取り組んでくださっています。
12月5日(日)に、先生方によるお金の研究授業報告会を開催します。
まだ始まったばかりですが、とても斬新な授業をたくさんご覧いただけます。
詳細はこちらをご覧ください。
https://okane-sansuu.com/event/life-skills-20211205/
きっと
「そうそう、こういう事をやってほしかった!!」
と思われるはずです!!
見逃し配信もついていますので、
お申込いただければ後日動画でご覧いただく事ができます。
先生方の取り組みから、そのヒントを1つでも多くお持ち帰りいただき
明日からの生活や、授業に活かしていただければ幸いです。
コメント