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3つの得意感覚に寄り添う

特別支援教育にたずさわっていると
視覚過敏、聴覚過敏、感覚過敏など、
3つの外的刺激からの配慮を考える場面があります。

 

同じような感覚で、
物事を習得するときにも
・目で見て覚えるタイプ
・耳で聞いて覚えるタイプ
・体で覚えるタイプ
のどれが得意そうかを意識すると、スッと意図が伝わったり
自分とは異なる感覚を持っていることに感動したりします。

 

「体で覚えるタイプ」のうちの子は、
導線の整え方が上手で、
服は流れに沿って着替えられるようにしてあります。
洗濯物はピシッとキレイに干すので積極的に頼んでいますし
食器も磨き上げる感じで洗ってくれます。

 

習得には通常の3倍以上の時間がかかりますが
繰り返せばだんだん短時間で出来ます。
「テキトーでいいやん!!」が通用しないので
慣れても時間はかかりますが、
作業の美しさは人一倍です。

 

「自分とは違う感覚なんだ」
と判断するための指標があることで
個性を受け入れやすくなったり
自分には無い感覚の持ち主だからこそ
その人を頼ろうと思えるようになります。

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