未分類

当たり前すぎて見過ごされる「お金のマナー、買い物方法」

誰も気付かないような事に気付けることが、
特別支援教育にたずさわる私達の強みです。

 

びっくりするんです。
「教えてあげたい」と求められることは
ローン、カード、社会保険制度、家計管理、ライフプランなどなど・・・。
「家庭科」「社会科」「数学」に基づく知識が中心です。

 

でも本当に必要なのは
「買い物体験」だったりします。
そもそも、お財布を持ってないお子さんもいます。

 

当たり前過ぎて、
抜け落ちている事にすら気付かないことが
お金の学習には満載です。

 

たとえば・・・。

食べ物の栄養素の知識や調理方法を知らなくても
食べ物は食べることができます。
おはしを使えるように、マナーとともに練習します。

 

それと同じようにお金の学習も
買い物の方法、お金の扱い方を身に付ける方が先です。

 

あまりにも当たり前過ぎて、
なぜ分からないのかが分からない、
というところでつまづくのが
特別支援教育の子ども達です。

 

私達日本人が、どのように日本語を学んだのか分からないのと似てますかね??

 

まずは、理屈なんてどうでも良いので
買い物の体験が必要です。

 

おこづかいの中でも
お菓子など本人の「楽しみなもの」を買う場合はまだ良いのですが
文房具など「必要なもの」を買う場合は
ある程度の指定があるので判断要素が増えます。
すると困りが増えます。
その困りへの対処方法こそが、生きる力に直結しています。

 

大人が抱くお金への不安感や恐怖心は
とても子ども達に伝わりやすいです。
楽しいこと、楽しめることを最優先で
お金の学習を進めてください!!

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP