私の子は、障がい者手帳を持っています。
本人も手帳を日常的に使用しています。
日常的に手帳を使用している事で、意外なお金教育が出来ました。
こんな一言から始まりました。
「みんな電車に乗る時、お金払って切符買うけどボクは手帳で乗れるやん?そのお金はどこから来るの??」
疑問を持つ事そのものが嬉しいですね!!
手帳で電車に乗る時は、昔の定期券のように駅員さんに手帳を見せて改札を通ります。
明らかに、みんなと行動が違うので疑問を抱きやすかったのかもしれません。
「税金から払われているんだよ」
「税金知ってる!!消費税!!」
「税金はね、他にもたくさん種類があるんだよ。寄付と同じ考え方で、みんなで助け合うためのお金なんだよ」
と、税金の話をしたり・・・・。
話が飛び火して、銀行の仕組みの話をしたり、利息・利子、ローンの話をしたり・・・・。
FPである私にとって、たくさんお金の話を出来る楽しい時間になりました。
このお話は、お金の話だけにとどまりません。
中学の社会科、「公民」に繋がっています。
日常の暮らしから知識を見つけ出すからこそ、体験とセットで知識を記憶出来ます。
日常生活の中だからこそ、繰り返しの学習効果もプリントよりも簡単です。
電車に乗って手帳で改札を通るたびに思い出せるからです。
暮らすためにお金は必要です。
お金を使う事で、生活のトレーニングにもつながります。
そこに知識を少しずつプラスしていけば、
社会の仕組みを理解したり、計算練習も可能ですよ!!
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