お金で学ぶさんすう®の理事、仲田です。2019年の7月から京都市立白河総合支援学校でサポートをさせていただいております。2019年度は、学校隣接のカフェでの生徒の商品の棚卸しやレジ打ちの指導を中心にしておりました。
2020年度からは、3年間を通じた系統的なお金の学習に向けて、学校カリキュラム作りが始まります。先生方の勉強会を含めてすでに数回の打ち合わせを終え、4月には全職員向けの研修会も企画されています。
おかげさまで、当団体へのお問い合わせが増えてきておりますが、その中で「どうして学校とそれだけ深く関われるのでしょうか?」というご質問を大変多くいただきます。
今日はそのご質問に対するメッセージを書かせていただきます。
2019年2月のとある日に、物腰の大変柔らかなひとりの紳士が、オフィスを訪ねていらっしゃいました。現白河総合支援学校校長の中村一郎先生です。当時は京都市教育委員会の指導主事でいらっしゃいました。
「特別支援に、お金の教育は絶対に必要です。いつの日か再び現場に戻る日が訪れるはずですので、そこでお金の教育を実現したい。是非とも力を貸してください。」という大変熱いメッセージを頂戴しました。私たちとしましては、突然の来訪に驚くやら、勿体ないお言葉を頂戴するやらで、大混乱しましたが、大喜びしたことだけは覚えています。
私がお金で学ぶさんすうに関わったのは2018年からですが、住山と活動の方向性については、それこそ思いついたら休日だろうが夜中だろうが、議論を尽くしてきました。
その中で、住山が全くブレなかった想いがあります。
「どんな子どもたちでも必ず通る道である学校でお金の教育をすべきだ」
この一点に関しては、住山がひとりで活動をスタートしてからこれまで、常に一貫しています。
公立、私立高校教諭の経験がある私がお金で学ぶさんすう®に加わったのも、住山のこの想いが紡いだご縁です。
常に学校を中心に活動を考える。なぜなら、公教育であれば、親御さんがお金をかけずに教育できる。そして、お忙しい学校の先生方に、教科を通して生きる力を身につける教材を届けることができる。
その想いが、新たなご縁に繋がったのだと確信しています。
私はかつて、新潟県の公立高校時代には、ラグビー部の監督をしておりました。(笑わない男の稲垣選手の高校時代に相手校で3年間対戦しています。いや〜当時からデカくて強かった!)
今日のタイトルは、スクールウォーズのモデルとなった、私たちの活動拠点と同じ京都市内にある、京都伏見工業高校ラグビー部監督の山口良二先生の言葉をお借りしました。
「信は力なり」
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