お金は包丁と同じ特性を持っています。
正しい使い方をすれば人を幸せにする便利な道具ですが、誤った使い方をすれば人を傷つける道具です。道具である以上、本来は正しい使い方が存在するのですが、その方法はほとんど知られていません。
お金を使う場面では、「あと〇円で送料無料」「期間限定」など、言葉たくみに人間の心理に働きかける戦略が張り巡らされています。「お金は貯めること以上に使うことが難しい」と言われるゆえんです。
正しいお金の使い方を学ぶことなく社会に出たことで、多額の借金があるのに高額な買い物をしたり、食事を抜いてまで貯金をして体調を崩し仕事を休むような事例もあります。
子ども達にとって働いてお金を稼ぐことは将来の話ですが、お金を使うことは今この瞬間も起きている出来事です。
身近な暮らしから知識やお金の管理力を育む教育を取り入れ、今も将来も安心して笑顔で暮らせる社会を一緒につくりませんか?