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生活力の判断基準

お金で学ぶさんすうでは、
働くこと、暮らすこと、両方の観点を大切にしています。

 

昨日の仲田の「働く幸せ」という投稿は、
働く事からの観点でした。
今回は暮らすことの観点をお伝えします。

 

私(住山)は、10代、20代の方達の家計を
週1回のペースで見ていた経験があります。

 

決して多いとは言えないお給料で
生活費のやりくりをしなければならない方達だったので
やりくりが可能かどうかの分かれ道は
料理が出来るかどうか、と言っても過言ではないぐらい
料理スキルは重要でした。

 

食べることは生きることです。
お金の使い方、調理技術、栄養も含めた健康維持、
時間の使い方、喜び、やりがいなど・・・。
時間をかけて学ぶ要素ばかりです。

 

調理は生活スキルでもありますが
職業スキルにもなります。

 

なので、高知の安岡知美先生の取り組みを知った時には
「考え方が同じだ~!!」と思いました。

 

「自立」という観点になると、
ほぼイコールで働くイメージのことが多いな・・・と思います。

 

どんなに働いてお金を得ても、
生活スキルが育っていなければ
暮らしは成り立たないです。

 

逆に、どんなに生活力があっても
収入を得られなければ
やっぱり生活は成り立たないです。

 

分かっているのに、
なぜか抜け落ちていると感じることが多いです。
それが、教育で解消できれば良いな・・・と思います。

 

※本日の写真は、高知大学教育学部付属特別支援学校の
安岡知美先生よりお借りしました。保護者のご許可も得ています。

生徒さんがキムチ肉じゃがを作ってらっしゃいます。
おいしそ~!!キムチ肉じゃがって初めて聞きました!!
めっちゃ食べたいです(笑)

 

【シリーズ 高知大学教育学部付属特別支援学校/安岡知美先生のご実践】

<知的障害のある高校生が1人で調理できるための授業>

①1DAY家庭科(他教科との連携)

②保護者への発信と協力依頼

③成功体験を積みながら調理スキルを身に付けるには

④一般レシピのあいまいな表現を分かりやすくするには?

<お金の授業>

自分の人生とリアルに向き合う授業

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