前回ご紹介した「あそんでまなべる」シリーズのブログに、
制作会社のデジタルジーンさんからお礼コメントいただきました✨
アプリ紹介して頂きありがとうございます。
またアプリを活用していただき嬉しく思います。他にも あそんでまなべる 色々なアプリを制作していますhttps://t.co/tfggIeDaJd
— デジタルジーン@夫婦でアプリ開発中 (@digital_gene) April 26, 2020
わーい!!(笑)
他にもゲームを通じて
「学習につながった」
「自己肯定感UPにつながった」
と思っているアプリがあります。
たとえば、ピアノタイルというアプリ。
文字通り、音を楽しみながら、音楽の教科書に出て来る名曲に親しめると思ってダウンロードを許可しました。
狙い通り、ベートベンだのリストだの言い始め、テレビでクラッシック音楽が流れたら
「あ、この曲何やったっけ??」と、アプリで調べるようになりました。
しかし、最初から楽しく学んでくれるわけではありません。
アプリを与えるだけでは、すぐ飽きてポイだと思います。
しかもうちの子は手先が不器用で、物事の習得に人一倍では済まないほど時間がかかるため、最初は全く要領を得ずパニックを起こして泣いてしまいます。
一方、2つ年上の姉はパッと見てすぐ覚えるタイプで、要領も良い方です。
ピアノタイルも
支払い技術検定という、おつりの枚数を少なく払うゲームも
何をやらせても姉はダントツで上手です。
そこで弟である不登校生をどうするか、という課題が生まれます。
私は学習系ゲーム(学習系じゃなくても)を子どもにさせる時には自分も参加します。
自慢じゃないですが、私もかなり不器用な方です(笑)
もちろん娘にもかないません。
それを分かって参加します。
「失敗しても、明るく笑いながら何度もチャレンジする自分」をそのまま見せます。
もちろんスコアでは娘に思いっきり負けます。
素直に娘に「ホンマにすごいな!!かなわへんわ!!」とありのままを認め、娘にやり方やコツを聞き、またチャレンジして・・・。そんな繰り返しの中で、たま~にご機嫌の良さそうな時に息子に「一緒にやってみる??」と声をかけるのです。
もちろん返事は「やらない!!」なのですが・・・。
そんな状態が2~3ヶ月過ぎたあたりだと思います。
お姉ちゃんが学校に行った後、
1人でもくもくとゲームをやってる姿が!!!
「隠れてトレーニングしてます!!」というオーラが満載なので、私も声をかけず見て見ぬフリをしました。
そしてある日、いつも通りに私が「一緒にやる??」と声をかけると、おずおず「やってみる」と返事した日が訪れ・・・。
その時には、お姉ちゃんにはかなわなくても、私よりは上手になっていました。
一緒にゲームで楽しく遊べるようになりました。
これで「めでたし、めでたし」ではないのがうちの不登校生の特徴です。
ハマったらとことんです。
これらのゲームアプリ、お姉ちゃんはだいたい半年ぐらいで遊ばなくなりますが、息子は1年、2年とやり続けるんです。
結果、何が起こるかと言えば・・・。
お姉ちゃんも到底かなわないようなハイスコアを出したり
「これ以上の設定が無い」というようなスコアを出してみんなを驚かせたりするんです。
積み上げてきた自分の努力に、自分で感動して泣いていた事もあります。
ご丁寧に、スクリーンショットも撮って(場合によっては画面録画して)報告してくれます(笑)
こんな感じで、うちの子はゲームを通して自己肯定感を育んでいきました。
なのでゲームも役立つと思っています。
与えるだけではなく、ベッタリじゃなくても大人も一緒にやることで、共通の話題も生まれます。
大人もわざと失敗するのもアリだと思いますが・・・。
それ以上に大切なのは「失敗を笑い飛ばせる明るさ」や「失敗してもチャレンジする大人の姿」だと私は考えています。
学ぶって何? ~発達障害の不登校生とともに(1)~ はこちら
どこでもドアみたい! ~発達障害の不登校生とともに(2)~ はこちら
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