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子どもが朝起きてくれない!!にイライラしなくなった方法

いちおうお金の話です(笑)

 

朝、親も忙しいのに子どもが起きてくれないとイライラしちゃいます。
私も子どもが朝起きない事にイライラしていた時期がありましたが、今は寝てても放置しています(笑)
今は「失敗は学生の今だからこそ出来る経験」と思って放置していますが、昔は私もイライラしていました。

 

子どもが小学生の時でしたが、どうすればイライラせずに済むかを考え「保険の販売」を思いつきました。
その名も「朝起こします保険」(笑)
朝起きない(リスク)→遅刻する(事故)と捉えたわけです。

 

用意したコースは以下3つです。
(1)1回コース 指定された時間に1回だけ起こす    3円
(2)3回コース 指定された時間までに3回起こす       5円
(3)起きるまでコース とにかく起きるまで起こす  10円

 

おこづかいは、まだ200~300円ぐらいの時だったので、毎日だとかなりの金額です。
もちろん保険に加入したから安心というわけでもありません。
販売業者(私)も寝過ごす可能性があります。業者の信用度を判断するのも子ども達です。

 

反応は様々でした。
「自信無いから・・・」と、毎日保険に入る息子。
「そこにお金を払うぐらいなら、絶対に自力で起きる!!」と対策を考える娘。

 

この出来事を通して保険の仕組みを学ぶことができて、テレビの保険CMに「あ!!保険だ!!」と反応するようになりました。それだけでなく、「本当に保険に加入する必要があるのかな?」「他にも対策方法ってあるんじゃないのかな?」と考える機会になったり、世の中にはどのような保険があるのかを話し合うきっかけにもなりました。

 

でも、イライラしなくなった要因は「保険」を作ったからではありません。
自分自身と向き合い「どうすれば自分がイライラせずに済むか」を考えたからです。

 

私は、同じ朝起こすという出来事でも、「仕事なら冷静さを保って接することができる、楽しめる」という結論を得ました。
仕事にするということは、お金を払ってもらう必要があるな・・・と考えた結果、思いついたのが保険です。

 

仕事内容も、
・子どもにとって、お金の学習につながること
・生活の中で体験しながら学べること
を重要視して、自分の「好き」を貫きました(笑)

 

「朝、時間通りに起きてくれない」という、自分の力ではどうにもできない事をコントロールしようとするからイライラするんですよね。その根底には「我が子が大切」という思いがあり、「幸せになって欲しい」という願いがあるはずです。

 

「将来働いて収入を得るには、時間を守ることは大切」という経験があるから、思いっきり寝過ごす我が子に不安を感じ、自分が安心したいから子どもを起こす、という結果にたどり着くのだと思います。

 

それだけ我が子を想っての行動なのに!!!
一向に気付いてくれないもどかしさ!!=イライラ(笑)
もうストレス溜まりまくりです!!(笑)

 

しかし、我が子であっても、自分とは別の人格を持った1人の人間です。
自分の思い通りには動かせないです。
いくら言葉で伝えても、それはきっかけに過ぎず、子どもが自分で気付くしか無いんですよね。
結局、変えられるのは自分だけです。自分が変わると対処方法も変わってきます。自分が変化するからこそアプローチ手段がどんどん変わって、その中から子どもにも思いが伝わる手段や、適切な言葉がけが見つかるかもしれません。

 

伝え方が9割(笑)

 

今は保険制度は無くなりましたが、
寝過ごしててもイライラすることなく、放置しています。

 

私がなぜ、寝過ごす我が子を放置できるかと言えば、子どもを信じているからです。
今は失敗をするかもしれないけれど、それらを通してきちんと「時間を守る、約束を守ることの大切さ」を学び取る力のある子だと信じています。

 

余談ですが、極度の方向オンチの私は「時間を守る」という観点から、様々なリスク回避を行っています。講師として出向く際には必ず会場には2時間前の会場到着、プラス、会場までの道のりには迷う時間1時間を設定しています。電車が遅れても絶対に自分は間に合う!!がポリシーです。

 

仕事をする上で、信用を得ることはとても大事です。
その基本中の基本として、時間を守ることはとても大事です。
そんな話も子ども達にしています。
その前提があるから、子ども達も寝過ごした時に「ヤバい!!」と思ってくれるのでしょう。

 

これは保育園で聞いた話ですが・・・。
子どもが言う事を聞く順番は
友達→先生(第三者)→親
の順番だそうです。

 

親がどんなに正しいことを言っても基本、子どもは聞いてくれません(笑)
身近であればあるほど、伝え方に工夫が必要だったり、適度な距離を保つことは必要かもしれませんね。

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