先生方の思いを、よりダイレクトに伝えたい!!
一番はご実践されている先生ご本人に記事を書いてもらうことでは??
そんなわけで、日々お忙しい先生に、
「記事を書いていただけませんか?」
と、無茶なお願いをしてしまった
お金で学ぶさんすう®です・・・(笑)
高知大学付属特別支援学校の家庭科教諭、
安岡知美先生ご本人に記事を書いていただきました。
安岡先生の取り組みは、
教えて頂くたびに目からうろこです。
色々ある中で、2つのオドロキをご紹介します。
1つは「え??そんな事で良いの?」と思うほどに
ステップがとても細かく設定してあるところです。
「それぐらいできるよ!!当たり前やん!!」と生徒さんが思えるということは
他の先生方も、保護者や支援者さんも、同じことを思えます。
それが「次もやってみよう」という意欲にもつながります。
生徒にとってはもちろんですが、
先生方にとっても大切な要素であるはずです。
もう1つは
「それ、私も学生時代に学びたかった~」
と思う授業が満載なところです。
社会に出て、意外と困ったことはまさしくこれ!!
という、今まで無かった授業内容です。
前置きが長くなりました。
まずは学校紹介記事を書いて下さいましたのでご覧ください。
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本校の家庭科の授業の特徴は
なんといっても一人1台のキッチンがあること。
生徒は全員、ガスの元栓を開け、換気扇をつけるところからスタートします。
もちろん道具もすべて自分の使うものが揃っています。
分担調理は行いません。
自分で作って、食べて、片付けまで一人で行う。
これを毎週繰り返していき、
高等部卒業までにレベルアップを続けていきます。
目指すゴールは、自立した食生活。
自分で食べたいものが作れること。
栄養バランスを考えて、メニューを組み立て、作れること。
予算内で買い物ができ、生活できること。
知的障害者の自立に向けて、生きる力の獲得のため
必要な学習を行っています。
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これからもお金で学ぶさんすう®の会員である先生方のご実践を
ブログ内にて不定期でご紹介させていただきます!!
※写真は、高知大学付属特別支援学校内にあるカフェ hocco sweetsさんのお菓子です。
http://www.kochi-u.ac.jp/tokushi/hocco_sweets/index.html
【シリーズ 高知大学教育学部付属特別支援学校/安岡知美先生のご実践】
<知的障害のある高校生が1人で調理できるまでの授業>
<お金の授業>
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